抜歯について

抜歯について

Tooth extraction

抜歯について

必ず抜くの??

必ず抜くの?

矯正治療において必ずしも歯を抜くわけではありません。
当医院では、可能な限り抜歯しない治療方法を検討し、さまざまな方法(インプラント 矯正やデイモンシステム・顎拡大装置を使った治療など)を提示して患者さまに選んでいただくようにしております。
ただ、現代人は顎に対して歯が大きい傾向があります。非抜歯では適したケースに限りがあり、抜歯することで見た目・機能ともに最善にできるケースも多くあります。
なお、当医院では患者さまの同意が無い限り抜歯は行なうことはありません。

抜いても良い歯・抜かない方が良い歯

歯の特徴

【どの歯を抜くの?】

歯にはそれぞれ以下のように特徴があります。

<前歯>
噛み切る機能。見た目の印象に影響する。

<犬歯>
根が長く寿命が長い、他の歯の支えになる。

<小臼歯>
比較的機能が少ない

<臼歯>
食べ物をすりつぶす機能。

<親知らず>
後ろへ牽引する支えにしたり、他の歯の代わりにしたりすることができるので、将来的に役立つ場合もある。

小臼歯

【小臼歯】

小臼歯は機能が限られているうえに、同じ形の歯が2本ずつ生えています。1本抜いてもお口の機能に影響はないため、矯正治療で抜歯する場合は、小臼歯を抜歯します。基本的には2対ある小臼歯のうち、移動距離を考えて前歯寄りの歯を抜きます。しかし、どちらかが虫歯になっている場合は奥歯寄りの歯を抜くこともあります。
前歯や犬歯、臼歯は歯の見た目と機能において欠かせない役割を果たしているため、矯正治療のために抜くということはほとんどありません。

抜歯

【どちらを抜くの?】

基本的には移動距離を考えて前歯寄りの歯を抜きます。
しかし、どちらかが虫歯になっている場合は奥歯寄りの歯を抜く事もあります。

抜歯をするメリット・デメリット

抜いても良い歯・抜かない方が良い歯

【メリット】

<歯がきれいに並ぶためのスペースを獲得できる>
抜歯することで得たスペースを利用して歯を移動させることで、無理なくスムーズに理想的な歯並びへと改善することができます。

<出っ歯で閉じられなかった口元が改善できる>
出っ歯や歯並びが影響して口が閉じづらいなどといったケースも、抜歯をすることで改善することができます。抜歯によって得たスペースを利用して前歯を後ろに後退させることで、口元が突出したように見えるのを防ぎ、口元がスッキリとします。

<後戻りしにくく、安定した歯並びが続きやすい>
矯正治療で無理に歯を並べると悪い歯並びに戻りやすくなります。抜歯をすることで歯を並べるスペースが大きく広がるため、適切な顎と歯のバランスをとりやすくなり、治療後も後戻りがしにくく、歯並びが安定しやすい傾向にあります。

抜いても良い歯・抜かない方が良い歯

【デメリット】

<健康な歯を抜く必要がある>
健康な歯を抜かなければならないというのは、患者さまにとって精神的にも身体的にも負担がかかってしまいます。抜歯の対象となるのは、お口の見た目と機能に大きな影響を与えない小臼歯となることがほとんどです。

<治療期間に奥歯に隙間がある状態になる>
歯を移動させるには長い期間を必要とするため、抜歯によってできたスペースは、すぐになくなることはなく、治療中はしばらく奥歯と奥歯の間に隙間がある状態になります。

<非抜歯よりも治療にかかる時間が長くなる> 抜歯することで獲得したスペースの分だけ歯を動かす距離が増えるため、そのぶん非抜歯での矯正治療よりも治療期間が長くなることがあります。

抜歯の回避

抜歯の回避

歯を並べるスペースができれば抜歯を回避できます。
例えば、 顎を広げる事で抜歯を回避することができる場合があります。
又顎が小さくても、インプラント矯正やデイモンシステムを使い顎を広げたり歯を奥に移動することにより抜かない場合もあります。